仕入れから納車までのプロセス

  • 仕入れ前の情報収集

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    新車の販売ランキング、新型車発売情報、地域の情勢、世の中の景気、株式相場、為替相場などの社会情勢から、車以外の商品トレンドや今年の流行カラーまで、様々な情報から独自の視点で、車種、価格帯、カラー、装備、モデルなど熟考し、日々の仕入れを行っています。メーカーや車種に捕われず、旬な車をご提供できることが当社の強みです。

  • 仕入れ前の入念なチェック

    中古車は新車とは違い、しっかり品定めが必要です。そこで、ダイキンでは以下のことにこだわりを持ってチェックを行っています。

    • 仕入れ前の実車確認
      当社では、仕入れ前に必ず現地にて実車確認を行います。パソコンを介し実際の車を見ずに仕入れることは簡単ですが、当社では自分たちの目で確認し、納得のいく車以外仕入れません。新品のような傷のない中古車は理想的ですが、現実には擦り傷やへこみの全くない中古車はありません。そこで重要な要素となってくるのが、「程度」です。「程度」の良い車を選定し仕入れることが、品質の良い車をお客様へお届けする第一歩になります。当社では、「程度」の良い車を仕入れることには努力を惜しみません。
    • 事故車、修理車の徹底確認
      ダイキンのモットーである、「事故車・修理車は販売いたしません。」を守るために徹底的にチェックします。
      数ある中古車販売店の中には、資格を持たない査定員が選定を行っているところもあります。知らないうちに事故車を購入してしまわないためにも、資格を持つ査定員が選定をする販売店を選ぶことは、中古車購入のトラブルを避ける大きなポイントです。まずは、事故歴がないか、査定資格のある担当者によりじっくりと検査し無事故車であることを確認します。
    • 査定資格のある担当者による、徹底的な確認
      無事故車でないか、丁寧に使われていた車か、機能面に異常がないか等、査定のプロが、自ら買う立場になって徹底的にチェックします。内装、外装の状態をチェックし丁寧に使われていた車か、乱暴に使われていた車か等、判断します。もちろん、エンジンやミッション、エアコン、ナビTV等の機構面も、異常がないか確認します。通常、他社ではここまで確認することのない、多数の詳細な項目を設けることで、メーターの改ざん等による粗悪車を見分けることができます。もちろん、確認項目が多いだけではなく、経験豊富なプロの査定員が査定を行うことも、漏れのない徹底した査定を実現するための重要なポイントです。

    このように、全ての車をお客様の立場に立ってチェックし、合格した車のみを仕入れます。

  • 仕入れ後の自社工場での完全検査

    仕入先では試運転も難しく検査できる場所も時間も限られるため、仕入れ車の入庫後は整備士が隅々までチェックします。

    • 車下回りの確認
      車下回りの確認
      入庫後はまずリフトアップし、車の下回りから確認します。通常では見えない瑕疵や足回りの状態、マフラーなどの排気系を入念に検査します。最近では、下回りにもカバーのかかっていることが多いため、外せるカバーは全て外し、奥の奥まで検査します。このような検査を、見落としのないように、複数の査定士・整備士により、全車ダブルチェックを行っています。
      その他、下回りの注意点としては「錆」があります。環境の厳しい地域で使用されてきた車の場合、下回りがひどく錆び付いている場合があります。下回りまで確認するお客様はなかなかいないため、錆に気付かないまま安い価格に釣られて購入してしまうケースが多々あります。当社では、もちろんこのようなトラブルは発生しません。
    • 外装の確認
      外装の確認
      外装の塗装、凹み傷、ガラス、各ドアの状態や交換パーツ等を拾い出しチェックします。
      樹木などによるちょっとした傷のつきやすいフェンダー、擦り傷等のできやすいバンパー、走行中に石や障害物により傷のつきやすいボンネット・フロントガラス等、傷のつきやすい項目は多数あります。傷が多い車であればあるほど、前所持者の扱いが煩雑だった可能性も高まります。
      ここで、チェックした車の修復歴もわかるため、無事故車、修復歴車なしと判断できる車のみ次のチェックステップへ進みます。事故車、修復歴車と判断した車は、仕入れ先へ返品となります。
    • 内装の確認
      内装の確認
      内装のパーツは簡単に交換することが困難なため、外装よりも更に車の状態が表れている部分です。
      メーターの示す走行距離を基準に、運転の際には必ず使用する運転席のシートやハンドル、ペダル等の状態等、細かく確認します。
      また、見えない椅子の下、シートカバーが掛かっている車はすべて外して検査を行います。また、エアコンやパワーウィンドウ、ナビTVなどの動作検査を行い、故障等の異常を発見した場合は、納車整備時に修理漏れがないようチェック表に記録し、納車整備の修理箇所の拾い出し作業も一緒に行っています。
    • 車下回りの確認
      走行テスト
      上記チェックを全て完了後、走行テストを行います。走行してみなければ確認できない異音や走行上の異常を発見するため、色々な方法を試しながら走行テストを行います。
      走行テスト後、異常がなければチェック完了となります。
  • 内外装のクリーニング、抗菌処理

    前のオーナーの使用感を出来る限りなくし、新たなお客様の新しいマイカーになるよう、心を込めて隅々までクリーニングを行います。

    • 徹底的なクリーニング
      徹底的なクリーニングと艶出しによる最高の仕上げを実現
      整備士が、シート等のパーツを外し、徹底的にクリーニングしていきます。トランクにあるスペアタイヤまで一度おろし、奥の奥までクリーニングを行います。外装では、塗装面の艶を整えるため、コンパウンドを使い、専用のマシンを使って磨きの作業を行います。新車の輝きに限りなく近い、最高の状態に仕上げ、作業完了となります。最後に抗菌処理を行い、工場長の検査で合格となれば、工場部門のクリーニングは完了です。
      コーティング
    • 他部門スタッフによるダブルチェック
      展示場に飾る前に、営業部門のスタッフがクリーニング完了の状態を営業目線でチェックします。営業のチェックで見解の相違や汚れを発見した場合、車は工場に戻りやり直し・追加作業を行い、もう一度検査を受けます。販売する立場の営業が、自信を持って販売できる車のみが展示場に展示されます。
      他部門の目線で確認することで、より完璧な状態に仕上げます。入庫チェック同様の、複数の人間によるダブルチェックは、創業以来続く当社の誇りだと自負しています。これからもずっと継続していく考えです。
  • 納車整備

    「心を込めた納車整備」をテーマに、最高の状態でお車をお届けできるよう、納車整備を行っています。

    • 国の認可を受けた自社工場にて、国家資格を有する整備士による点検整備
      当社の納車整備は、下請け工場や提携工場などの外注先に依頼して行うのではなく、国からの認可を受けた自社工場にて、国家資格を有する自慢の整備士が点検整備を行います。国の認証を受けた工場で整備を行うメリットは、車検まで行うことのできるしっかりとした整備体制が整っていることや、無資格で経験のない整備士が担当するという事態が起こらないことです。また、自社工場でない場合、整備費用も高くなりがちです。
      整備のプロであるスタッフが、入庫時からの状況を把握し、入庫時のカルテ等を利用し、完璧な納車整備を行います。
    • 全車厳しい統一基準による点検整備
      まずは、車の基本的な部分を点検整備していきます、走る、止まる、曲がる、という車の基本部分52項目による法定点検に準ずる基本機構面の点検整備を行います。点検時の各項目の状態によって部品交換、調整、清掃、分解、修理、締付け、給油などの修理作業を行い、行った修理作業は納車整備チェック表に記録します。各項目とも一つ一つ丁寧に点検していきます。また、お客様から契約時に承った付属品やオプション品の取り付け、お客様とお約束した商品の手直し事項・ご依頼事項などの作業項目は、納車整備チェック票に記載し、作業した担当整備士が完了の印鑑を押してしっかりと完了させます。
    • 内装及び電装品の点検整備
      最近では、電装品と呼ばれる電気で動く装備がとても多くなっています。それらの装備が正しく機能するか等、実際に全ての装備を動かして点検します。点検時の各項目の状態によって修理作業を行い、行った修理作業は納車整備チェック表に記録します。その後、内装の付属品や安全装置、便利な装備等細かい装備や付属品を点検整備します。TVやラジオのセット、シートベルトや、細かいものではシガーライター、サンバイザー、スペアタイヤまで点検整備します。
      電装品は黙視で確認することはできず、一つひとつ動かしてみてはじめて異常がないか確認することができます。後から異常がわかると修理が高額になる場合もあるため、小さな作業の積み重ねを確実に行っていきます。この地道な整備が、安全で確実な納車を実現するのです。
    • 走行テスト
      最後に走行テストにて再度検査を行います。走行してみなければ確認できない異音や走行上の異常を発見するため、色々な方法を試しながら走行テストを行います。例えばブレーキは、実走行することできちんと動作するか、振動はないか等を最終確認することができます。ここで問題がなければ、検査合格となります。その後、外装の仕上げ磨きを行い、クリーニングが完了したら納車整備完了です。
    • 納車整備完了後も、担当営業による社内検査を実施
      納車整備完了後は、担当営業による社内検査を行い、担当営業が合格と判断した車のみご納車します。ここでも、立場の違う部署でダブルチェックを実施します。他部門の目線で確認し、より完璧な状態に仕上げるので、販売する立場の営業が自信を持って納車します。

    徹底した納車整備で、お客様の満足のいく納車をさせていただきます!

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